咬み合わせが気になる

咬み合わせの綺麗な口元

口が開けにくい、痛みがある、顎がカクカク鳴る、バランスが悪い気がする……。

これらの症状の原因の一つとなるのが、顎関節症です。

人は咬むときにバランスよくすべての歯で咬もうとします。

そのため、無意識的に上下の歯で平行に咬もうとするため、自然と頭を傾けたり不自然な姿勢になったりして、顎の関節に大きな負担をあたえているのです。

さらに、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯ぐき、顎の関節に障害を与えてしまうことも。

クリニックでは、咬み合わせのチェックを行っていますので、上記症状が気になる方は一度ご来院ください。

開いた口元

顎の関節やその周りの筋肉などに起きる様々な症状の総称です。

代表的な症状に「痛みがある」「口の開閉で音がする」「口が開けにくい」などがあります。

さらに、口の周りだけでなく、頭痛や肩こり、腰痛、耳鳴りやめまいなど、全身のあちこちに影響します。

放っておくと、さらに症状が悪化してしまいますので、早めに受診しましょう。

咬み合わせが与える全身への影響

人の体は常にバランスを取りながら成り立っています。咬み合わせが悪いと、まず頭のバランスが崩れ、それを補うために体がバランスを取ろうとします。

そうなると、全身の様々な場所にストレスが溜まったり神経や血管が圧迫されたりして、頭痛・肩こり・腰痛などに発展する場合もあります。

当医院では、音がするだけ、また軽い痛みがある程度の方には、鎮痛剤の処方などの簡単な治療を行います。

症状がひどく、顎全体に問題が見られる場合には「スプリント」を用いた治療を行います。

スプリントとは、小さなマウスピースのような装置。

顎を正しい位置に調整させ、顎の筋肉をもっともリラックスできる位置に誘導させて、患者さまの顎の関節に合った咬み合わせを作っていきます。